エコカップ2011雑感(3)

エコカップ2011雑感(1)エコカップ2011雑感(2)からの続きです。

メガネ不可

今大会で大きく変化した部分で、影響が大きかったのは、やはりメガネ(スポーツグラスを除く)を不可にした部分でしょうか。
この点について、決定した時点で相当の抵抗があるのではないかと実行委の一員としては覚悟しました。しかし、直接的に実行委に意見を頂いたのは1件のみで、大会当日もとくに混乱なく、参加者の皆さんに受け入れて頂くことができました。有難うございました。

コンタクトの購入には費用がかかることはもちろん承知しており、「たかが」エコカップでという反発はあるだろうな、というのは理解していました。
安全にはコストがかかります。どの程度の安全を求めるのか、そこにどこまでコストをかけるのかは難しい問題です。実行委としては、もちろん最大限安全側に倒して、出来る限り事故を減らしたいという気持ちはあります。一方で、特にエコカップは、できるだけ多くの学会大会参加者に加わって欲しいという事情もあり、なるべく手軽に、すなわちコストをかけずに参加して欲しいと考えます。実際、今回の参加者は、もちろん日程もかなり大きく響いているとは思いますが、過去最大級の生態学会大会参加者を集めながら、ここしばらくで(少なくとも福岡大会以降では)最も少ない、200人を割るエコカップ参加者であったことは実行委メンバーとしては残念に思っており、メガネ禁止が響いた可能性もないとはいえないと感じています。
しかしながら、エコカップ以外に目をむけると、サッカー協会やフットサル連盟の主催するフットサルの公式戦はもちろん、民間フットサル施設の大会などでも多くの場合メガネの着用を不可としており、プレー時にメガネをかけないというのは、ある意味ではサッカー・フットサルにおける「常識」です。以前にも書きましたが、自分が怪我をしないだけでなく、他人に怪我をさせないために、必要なことだからです。
これまでサッカーやフットサルに触れたことのない人たちが、エコカップを入り口にして今後サッカー・フットサルの世界に馴染んでいって頂くことを考えると、エコカップ以外の常識に合わせて行ったほうがよいのではないか。例えば今後に大学や研究機関でフットサルのちょっとしたイベントを開催する際も、こうした常識が広まっていくことは意味があるのではないかと考え、今回の結論に至りました。

レガース(すね当て)についても同様です。なお、貸し出しレガースが不足しましたが、今大会は大会運営費が乏しかったので、あれはほぼ私費でまかなっています。あの数以上揃えるのは難しかったので、ご理解下さい。大会参加費を上げて貸し出しレガースを豊富に揃えるか、それとも参加者の皆さんの自主性にまかせるかを考えた結果です。なお、今回購入したレガースは、次回大会の実行委にお渡しする予定です。

怪我をなくそうとしてメガネを禁止し、一定の効果はあったと思うのですが、結果としては、残念ながらメガネ以外の部分で怪我の方が出てしまいまして、救急車を呼ぶ事態となりました。怪我をされた方には心よりお見舞い申し上げます。

今大会はメガネ不可という点もそうですが、全体的に競技寄りに舵をきりました。コートを大きく、試合時間を長く、ということも含め、基本的にはエコカップ全体のレベルアップに大会そのものも合わせて行こうという方針で進めました。このことが可能になった要因はなんといっても、今大会の実行委のメンバーにサッカー・フットサルの経験者の比率が相当高かったことです。良くも悪くも、各所にその影響は見られたように思います。

今後のエコカップでどうするかは、その時の実行委の皆さんの判断によると思います。参加者の皆さんの評価にもよると思いますが、今後のエコカップ運営に向けて、札幌大会で打ち出した方針として参考にして頂ければと思います。

2011.03.23